2018-07

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2.押し倒して瞼にキスする

アニメ「サクラダリセット」の、
淡々とした雰囲気が何だか好きです。
村瀬さんのツンデレっぷりがたまらないvv
「カブキブ!」も相変わらず楽しいですね♪
デッド オア ダイって(笑)「2.押し倒して瞼にキスする」

「―――!」

肌に触れた柔らかな感触に
トールはひどく驚いた。

紛れもない、相手の唇の…

「トール兄さん」

そこから発せられた自分の名が
ひどく特別なもののように聞こえる。

数年ぶりに呼ばれたせいなのか、

吐息交じりな声のせいなのか…

それとも、

「僕はずっと…こうしたかった」

耳元で囁かれ、思考が中断する。

「ユーゴ、お前……」

戸惑いながら相手を見ると、
目前の弟は今にも泣きだしそうな顔をしていた。

胸の奥で、密やかな感情が頭をもたげる。

それはもう長い間封じ込めてきたもので…

「……好きだったんだ」

「!」

「子供の頃から…兄さんの事が」

弟は切れ切れに、けれどはっきりと告白した。

実の兄に対する自分の想いを。

「ユーゴ……」

それを聞いたトールは
強烈に自覚する。

決して表には出すまいと誓った感情を。

実の弟に対する自分の想いを…

「大嫌いじゃ、なかったのか?」

困惑の中、軽口じみた言葉で
この尋常でない雰囲気をどうにかしようと試みたが。

「嫌いだよ」

それに答える相手の言葉は、

「僕の事を……
放ったらかしにした兄さんなんて…」

あまりにも正直で、素直なものだった。

「……っ!!」

全身に衝撃が走る。

もう―抑える事はできそうにない。

瞼に刻まれた鮮やかな感触が、
トールの想いをせき立てていく。

「…すまなかった」

愛しさが止めどなく溢れ出す。

「俺も……ずっと、お前の事を―」

トールは腕を伸ばして、弟の
華奢な体を力一杯抱きしめた。

「兄さん…!!」

ユーゴもそれに応えるように、
強い抱擁を返してくる。

「好き……、好きだよ……」

柔らかな感触が再び降りて来た。

今度は瞼ではなく、唇に―
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3.背中に頭をコツンと乗せ、呟いて情交を請う *TOP* 1.近くにちょこんと座り、そっと寄りかかる

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ファクト兄弟が大好きです。
トール×ユーゴに現を抜かす
日々を送っています…;

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