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2018-11

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1.近くにちょこんと座り、そっと寄りかかる

しばらく雨続きで涼しかったので、
今日の暑さは堪えます~…;
早くも冬が恋しい(涙)


「1.近くにちょこんと座り、そっと寄りかかる」

夕食の後、トールがソファで
本を読んでいる所に、弟がやって来た。

シャワーを浴びたばかりのようで
髪がしっとりと濡れている。

かすかな石鹸の香りが鼻腔を掠めた。

「何を読んでいるんだ?」

そう言いながら隣に座ると、
手元を覗き込んでくる。

ずらりと並んだ活字を目が追っていく。

「……ふうん」

ユーゴは意外だ、というような表情を浮かべた。

「兄さんも、こんな本を読むのか」

その言葉に肩を竦めてトールが答える。

「カデナに押し付けられたんだ。
少しは教養を身に着けろ、ってな」

参ったという風に笑ってみせると、

「やっぱりね」

そう言ってつられたように相手も笑った。

「兄さんが読むような本じゃないと思ったよ」

「誉め言葉…ではないよな」

「もちろん」

時折笑い声を上げながら、
他愛ない会話を交わしていく。

兄弟の和やかな時間だった。

ふと気がつくと、弟はトールの肩に
頭を乗せて寄りかかっている。

「………」

(可愛い奴だな)

相手に気づかれないよう、
心の中で呟く。

すると、おもむろにユーゴが視線を上げて
トールを見た。

「!」

うっかり声に出してしまったかと焦ったが、
そうではなかったらしい。

弟はすぐにまた、横を向いてしまう。

そして体をぴったりと密着させてきた。

「………っ、」

トールは、自分の心臓が早鐘のように
鳴り始めたのを自覚する。

同時に体の奥が熱く疼き出した事も…
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日々を送っています…;

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